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30年後には、人間活動によるストレスと温暖化に伴う地球規模の環境変動によって、世界中でサンゴ礁生態系が危機的状態に陥る可能性が高いと言われています。「サンゴ礁生態系の荒廃をどこまで食い止められるのか?」そのチャレンジのために、沖縄県内外の企業による「チーム美らサンゴ」が2004年に発足しました。
かって「サンゴ礁の海」として世界的に知られた沖縄でさえも、海水温の上昇やオニヒトデの大発生等で壊滅的な打撃を受けています。サンゴ再生のためにできることは何か。たどり着いた答えの1つが、一般ダイバーによるサンゴの植え付けです。恩納村漁業協同組合の海人(うみんちゅう=漁師)による指導や管理に支えられ、活動は2010年に7年目を迎えました。チームはそれら一連の活動を経済的にバックアップしています。
この間、植え付けられたサンゴにネットをかぶせる方法などが編み出されました。ネットの形状や材質も改良を重ねています。複雑で繊細な自然を、人間の手で完璧に創り上げることは不可能です。でも、人間の手で再生のきっかけを作ることはできるでしょう。植え付けたサンゴがじゅうぶんに育って産卵し、周辺の海で新しい世代のサンゴが育つ……。そんな自然再生につながることを願いながら、活動を続けています。
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